淡々と、かつ着々と。

やるせない26歳が綴るこれは独り言

もしかしたら太ったかもしれない

もしかしたら太ったかもしれない。

体感はそうでもないけど、体重は確かに増していた。

いや、計る直前に水をガブ飲みしたからその質量分増加しているだけで、体重そのものは増えていないだろう。

ということは、俺は3kgの水をイッキしたことになるのだが手元には500㎖のペットボトル、その中にはあと200㎖ほど残っている。では残り2700㎖分をどこで飲水したのか定かではないというか、つまり太ったのである。

 

 

原因はやはりここ最近の食生活だと思う。

ランチに連れて行ってもらった際、

「あ、自分も同じのでお願いします」

と反射的に答えると必然的に高カロリー山盛りメニューが目の前に登場する。昼食はサンドウィッチ一つ程度で済ませていた私だが、小食というわけでもないので食べ切ることはできる。どう見てもオーバーサイズのランチが現れることもあったが米粒一粒残すことを許さない勿体ない精神(過激派)から食べ切ることはできている。

困ったことにどのお店もとても美味しい。舌は賛美歌を歌っているが、ただ胃袋は悲鳴を上げている。とんだ混声合唱が体内で行われている気分だ。しかしこのままではノーマルな昼飯では満足できない体になってしまいそうで怖い。

 

仕事終わりの一杯もデブ化の原因の一つだろう。

ストロングゼロを飲むと不安にモザイクがかかる画像が有名だが、まさにイラストやボーイのように逃避を求めて一人強いアルコールに溺れたくなる日がある。あんまり強くないからペース間違えたまま勢いだけで飲むと頭痛で逃避どころじゃなくなるんだけど。

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学生という肩書が消え、未成年という枠組みから飛び出した人はみな漠然とした不安を感じていると思う。うまく説明できないのだけれど、森林が人工物に変わっただけでここ日本は弱肉強食の野生と変わらなくて、ルールとか道徳ではどうにもならないことが沢山起こる。私はその社会にも”正義”があると信じて……なんて語ると脱線というか新しい線路をどんどん長くしてっちゃうから割愛するけど、つまり何が言いたいかって言うと『現実はとても”疲れる”のだ』

 

挑戦が称賛された10代。20代になると選択のために諦めと妥協を必要とする機会が増える。手に入れるために捨てたんだ、揺らした天秤が掲げた方を~とバンプの曲でもある通り、握った手を離さなければ、新しいものはつかめないのだ。その手の握力は年々増していくが、大きさはどんどん小さくなってゆく。

辛い!疲れる!だから飲もう!というわけだ。

意識高い系(というか意志が強い系)はこの現実問題を解決するために、ソリューションメソッドをイノベーションして……とサクセスへのプロセスへ歩みを進めるが、俺はそこまで学もなければ体力もないので、立ち止まって夜風に吹かれ、首筋に寒さを感じたら千鳥足で家路に向かう。そんな生活もあらかた悪くはない。

 

 

と思っていたけど、ダメだ。デブはダメだ。

現実逃避以上にデブは許容できない。

気のゆるみは腹のたるみ。

しっかり自戒して24歳の夏に備えたい。

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街には誘惑が多い