淡々と、かつ着々と。

やるせない26歳が綴るこれは独り言

【麺屋宅二郎】二郎ビギナーデビュー戦【池袋本店】

ラーメン二郎って入りにくくない?

『池袋でテイクアウト専門の二郎ができたから食いに行こうぜ』

「お、いいねぇ~二郎。行こうぜ」

……言えない。実は二郎に行ったことないなんて。

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序章 池袋とはまた違う池袋”本町”

池袋に着いた。といってもここは池袋''本町''。最寄駅は東武東上線の北池袋。

みんなが思い浮かべる”イケブクロ”と違って、この池袋はパチンコ屋ひとつない穏やな住宅地、”いけぶくろ”って感じ。(ひらがなにすると可愛い)

北池袋駅から歩くこと約5分。

 

麺屋 宅二郎

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ああ、ラーメンの、こってりラーメンの、背脂たっぷりこってりラーメンの香りっ。

ウェイティングは2名、お昼時を外したのは正解だったようだ。香りはソーシャルディスタンスを保てない。おなかを鳴らしながらを受付を待つ。

※曜日によってUber専用の日があるので注意。

 

第1章 呪文を唱えられないマグルでも安心。

ジロリアンなら詠唱の一つや二つは容易にできるらしい。

「ヤサイマシマシカラメマシアブラスクナメニンニク」

アブラナシヤサイカラメマシニンニクスクナメ」

「ゼンマシマシチョモランマ」

 

純血のマグルの私には無理だ( ;∀;)

別に唱えなくてもいいんだろうけど、それはそれで周りのウィザードから「ガキが…舐めてると潰すぞ」みたいな視線が飛んできそうだし、ロット?とかなんとかその世界の常識とか知らんし、そこまでして食べたいものでもないし…

行ってみたいけど行くほどではない。そんなメンズエステと同じ程度の願望圏内にラーメン二郎もあった。

 

はい、閑話休題

宅二郎のいいところ!

壁にメニューが貼ってあるからゆっくり選べる!

そしてゆっくり注文できる!

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(メニュー表/現在は豚ラーメンのみ)

「あのー…麺大盛りの、はい。野菜はマシ?で、はい、あと脂も少し。ええ、濃さは普通で大丈夫です」

 

日本語で注文できた( ;∀;)

 

食らいついてる人間が周りにいないから緊迫感もなく注文を済ませることができた。

第2章 テイクアウトの重さじゃねぇぞこれ

待つこと5分。(ちなみにウェイティング用スペース等はないので住民の邪魔にならないように注意しよう)

「お待たせしましたー」

「あぁ、どもどm…

『あーりがとうございましたぁ!』

店の奥から威勢の良い声が響いてきた。そうだここは''池袋''だった。のどかすぎて大都会イケブクロだって忘れてた。

 

「てか、重ッ!」

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重みから伝わる圧倒的な二郎感に心躍らせながら、友人宅を目指す。

 

第3章 豚ラーメン大盛(880円)の中身はこれだ!

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麺(大盛)

・375g。ジップロックに入っている。熱々で重い。

スープ

・一見少なそうだが…後述

野菜(マシ)

・450g。ジップロックに入ってる。野菜というかモヤシ。

チャーシュー(2つ)

・重い。

ニンニク(少し)

・この臭いがたまらない

背アブラ(少し)

・これがなきゃ二郎系じゃない。

紙ナプキン、手拭き、割り箸

・紙ナプキンはもう少し欲しい

マスク(1枚)

 ・ありがたい

 

 

第4章 いただきます。の前に

ラーメンの始まりはいつも「いただきます」からだった。宅次郎は違う。ラーメンを完成させることから始まる。

まずは1番上の蓋をゆっくり開ける。ニンニクが先立って嗅覚をくすぐる。そして視覚にアプローチをかけるのはプルプルのチャーシュと背アブラ。五感から食欲をくすずる。

内蓋を外すと、油膜が張った美味しそうなスープが。

「ん?てか、スープ少なくね……?」

今思えばこれこそまさに“にわか”とも言える発言だった。その意味に気づかずテンションがちょっとだけ下がった状態で盛り付けを開始する。

 

茹でられて10分以上経つのに未だ熱々の麺を投入。

「あ、スープの高さがちょうどよくなった」なるほどね。

 そして次は野菜(マシ)。絶対こぼれる量だけど無理やり全部載せる。そしてチャーシュー、にんにく(少し)と油(少し)。

 

そして完成!

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……どうやっても二郎系ってこうなるのよ。俺の盛り付けが下手なわけじゃない。

その重量

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なんと1349g!!(容器を含む)

テイクアウトする量じゃない(褒め言葉

 

第5章 実食。

やっと言える「いただきます」

まずはモヤシの山に箸を突っ込んで、救い上げて、ポロポロこぼしながら口に投入。

「う〜〜〜ん!もやし!」

一口目にあるまじき食レポだが仕方がない。だって100%モヤシなんだもん。頂上から5号目まではスープに浸ってないので味がない。序盤はモヤシの山を切り崩すところからスタートだ。(ラーメンはどこ…)

 

切り崩した狭間からひょっこり顔を出したのは極太麺。ここである懸念が生じる。

「注文してここまで徒歩10分、写真を撮って2分、盛り付けに3分、モヤシを食べるのに5分……この麺茹でられてから20分くらい経ってるじゃん」

もしかしてこのボリューム感って伸びてるだけ?まずったなぁと思いながらも箸先で感じたのは確かなコシと重み。

モヤシと一緒に麺を掬い上げて、そして吸い上げる。

「うまいっ!」

宅次郎は特に麺にこだわっている。その秘密は公式サイトをチェックだ!(丸投げ感)⬇︎

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ズルズルズル。麺と対“面”してからは、モヤシの散乱、テーブルに広がる斑点、指先で光る油、額の汗、唇に張り付く背あぶら…その全てを気にせずただただ食べるだけの生き物に化した私はノンストップにすすりまくる。だいぶ汚い絵面だが、横浜流星くんがすすってると思うと許せる。イケメンっていいな。

そして、食べ切りました!

ごちそうさまです!お腹いっぱいです。

 

 

第6章 謎の達成感

宅次郎。なるほど、自宅+次郎ラーメンで宅次郎か。なるほど(今更)

宅次郎、大満足の味でした!デビュー戦にはいい相手でしたね。特に序盤のモヤシ→モヤシのコンビネーションには驚きましたが、相手は麺を見せた時にすかさず喰らいついたのが効いてきたんだと思います。あー、終盤のチャーシュー、あれはやばかったすね油断してました。まさかあんなにジューシーだなんて思いませんから、それもダブルで。次は早めに食らおうと思います。応援ありがとうございました。

食べ終わった今、試合あとのような達成感で溢れている。

これが次郎の魔力なんだろうか。

 

 

綴章 二郎ビギナーにこそ勧めたい

さて真面目にまとめる。

宅二郎は美味しい!これは間違いない。

だがもしラーメンに”美しさ“を求めるならばあなたはこのラーメンには向いてない。

 

次郎系が好きな人はもちろん、私のように

「興味はあるんだけど、次郎はなんか入りにくくって…」

そんな次郎ビギナーに強くおすすめのお店である。 

ぜひデビュー戦に。

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番外編 アフィ臭いやつ 

ところでウーバーイーツって知ってる????(白々しい)

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紹介コード

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店舗情報

宅二郎 池袋本店

〒170-0011 豊島区池袋本町2丁目13番13号

 

 休業日:不定休(店舗にお問い合わせ下さい。)
<月曜日・金曜日・日曜日>
・営業時間11:00~20:00(Uber Eatsのみでの販売)
<火曜日・木曜日・土曜日>
・営業時間11:00~20:00(お持ち帰り、テイクアウトのみでの販売)
<水曜日>
・営業時間11:00~16:00(Uber Eatsのみでの販売)