【ターミネーターニュー・フェイト】さよならシュワちゃん達【ネタバレなしで無理やり語る】
ターミネーター / ニューフェイトをネタバレなしで無理やり語る。
晴天が秋の涼しさを和らげる今日、2019年11月8日。
待ちに待ったSFシリーズの最新作が後悔されました!それは
ターミネーター/ニューフェイト
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
殺戮ロボット''ターミネーター''と人間との闘いを描いた大人気SF作品。なかでもターミネーター2(以降T2)は公開から四半世紀経った今でも映画史上もっとも完成された映画と評されています。(今見ても1991年公開の映画とは思えない)
ですが、
3、4、5とシリーズを重ねるごとに評価が……俺は4結構好きなんだけど。
あまりにもT2が完成されすぎてるのが原因。
シリーズを重ねるごとにアクションとCG技術のクオリティは確かに上がってて映像としては魅力的なんだけど、作品としては蛇足という…
さらには制作権利問題とかが絡んできたり、シュワちゃん州知事になったり、ジョンコナーに顎にエラが生えたり……あー、もうめちゃくちゃだよ。って感じにターミネーター界隈は荒れてました。
しかし今回!
なんとターミネーター1.2の指揮を執ったみなさんご存知の名監督ジェームズキャメロンが…!監督ではなく、制作とストーリーに携わることに!
さらにサラ・コナー(1と2の主人公)役のリンダハミルトンが復帰!
さらにターミネーターと言ったらこの人、アーノルドシュワルツェネッガーも「最後の出演」と明言したうえでの参加!
これはムネアツすぎるぅううう!
とまぁ1人のファンとして見終わった今。内容を賢しら口に語りたいのですが、ネタバレなしで魅力を語ることもある程度の需要もあるだろうと思い、今回はネタバレ一切なしで無理やり感想を語っていきます。
具体的なシーンへの一切言及はありません。これから見るみなさんもご安心を。
平日金曜日。このシアターはIMAX。客席の埋まり具合は……
公開初日。平日ということもありチケットにはまだまだ余裕が。単純に人気がないだけかもしれないけど…。通常料金に+700円追加してIMAXシアターへ。(高画質高音質のシアター)仄暗い座席を見渡すと4割程度が埋まっている。平日の9時上映という条件を考えてみれば、なかなか多いんじゃないの。客層はやはり40~50代の男性多め。女性の姿もちらほら見えるが、やはり30代前後だろうか。落ち着きがゆっくり呼吸をしているような空気を感じながら、ど真ん中に陣取った自分の席に腰を下ろす。ふぅ、と息をつくとさらにその静寂が増したような気がした。『天気の子』のように大学生の団体やカップルの嬉々とした小声に囲まれることはない。ここにいるのはターミネーターファンだけ。最新作を待ち望んだ人だけがここに集まっている。そう静寂が告げていた。
つまりなにが言いたいかって、席の埋まり具合は4割程度でした。
開始早々……これは…。
さて始まった。開始早々事件は起こる。
(おーっ、ここから始めるってことは本当にT2の正当な続編を意識してるんだな)
というシーンから始まっ………
「え!?!?!?!?」
おおおおおお?まじか。え、はぁ、すげぇな。うわぁ……
他人に自分の気持ちを届けるブログという場では言葉を丁寧に使って伝えなきゃいけないのに本当に申し訳ない。開始早々心臓が胸骨どころかスクリーンをぶち破りそうなくらい激しく跳ねる。いやーすげぇな、お………
「は!?!?!?!?」
おおおおお!?まじか!え、あっ、ああー…うん。ああ、なるほど。確かにこうすれば…うん。なるほど。他人に自分の気持ちを届けるブログという場では言葉を丁寧に使って伝えなきゃいけないのに本当に申し訳ない。(二回目)あ、もちろん上映中は無言でしたよ。「」使ってますけどこれは心の声です。もちろん。
冒頭からかなり飛ばしてきます。油断してたら一気に来ます。
公演時間に間に合うようにポップコーンの購入やお手洗いを済ませましょう。
ただ、このシーンは賛否両論になるよなぁ…。
私は「これもありっちゃありか」と肯定的な意見だけども。
シュワちゃんとリンダが肩を並べるだけで。
リンダハミルトンとアーノルド・シュワルツェネッガー。
この2人が2019年の今、ターミネーターに出演しているんです。これだけでもう感動。
「どう見ても爺さんと婆さんじゃんwww誰得www」
という意見もあるでしょう。確かにその気持ちはわかる。
だけど、このツーショットを再び見ることができるなんて思ってもいませんでしたから、スクリーンで再び会えた、それだけでもう感動。
(11月5日来日記者会見にて)
お約束は忘れない。
ターミネーターに限らず、シリーズが続くと「お約束」が自然発生します。
ターミネーターと言えば「I'll be back.」みたいな。
様々なシーンでT1やT2を意識しているような演出が多く見受けられました。戦い方、セリフ、小道具……ファンならデジャブを感じてふふっと口元が緩んでしまうシーンも多々ありました。コアなファンの人とかまとめてくれないかなぁ…。
お馴染みとなった道交法をぶっ壊すアクションシーンももちろんあります。
さよならシュワちゃん達。
もちろん映画なのでエンディングがあるわけなんですが、私は納得の終わり方でした。まさに、シュワちゃん達のターミネーター完結。
クライマックスでは思わず涙が出てしまいました。
「あー…シュワちゃんを見るのもこれで本当に最後なんだなぁ…」
そりゃ、ツッコミどころはありますが、わざわざしてきするなんてそんな野暮なことはしません。
これは長らく続いたターミネーターシリーズの一つの到達点。
そして次に繋げるバトンとしてしっかり役目を果たしたと思います。
劇場グッズは今回少なめ
うーーん、少ない。前作の時はマネークリップとか孫の手とかユニークなグッズがあった気がするけど…。とぐちぐち言いながらもクリアファイルとパンフレットを購入。
パンフレットの中身はほとんどインタビュー記事。うーん、これまた前作?前々作みたいにキャラデザとか設定原画が載ってると嬉しかったかも。ただ、リンダやアーノルドを始めとしたインタビュー記事は読みごたえありそう。
IMAXで見ればポスター付いてきます!(先着)
冒頭でも述べましたが通常料金に+700円してIMAXで見ました…高い。
けどやっぱりIMAX凄い。音の迫力が全然違いました。低音が座席を通って響いてきます。
けどやっぱり高いよ…。
ま、私は「映画は映像作品ではなく、空間作品である」と名言(自称)を掲げる男ですからケチケチできません。2回目はプレミアムシートで見ちゃおうかな~。
いやでもやっぱり高いって…
終わりに ~SFとして見るのか、同窓会として見るのか~
私の評価
★★★★☆
『ご都合主義も否めないが、1つの終わりとしては完成された作品』
ただ1と2を見ておかないとかなり不満が残るというかB級映画に感じてしまう人もいるかもしれない。※現在アマゾンプライムで「ターミネーター2」が見られるからみんな見ようね!
また高尚なSFファンだと…「え、ここおかしいじゃん」とツッコミどころ満載だと思う。だけど、いいんです、これでいいんです。私は満足です。
そもそもまず今作がT2を超えることは不可能だと私の中で分かっていたから。
T2は作品自体の力もめちゃくちゃ強力だけど、思い出の力も長い月日をかけて熟成され増強しちゃっている。どんだけ素晴らしい作品を見せられても、超えることはなかった。(だからこそ冒頭のシーンは本当に開いた口が塞がらない状態だったんだけど)
これはT2の同窓会。これが私のスタンスです。
私と似たような期待を持って劇場に訪れる人はきっと大満足すると思います!
ぜひ劇場へGO!
興奮冷めやらぬまま、勢いで書いたので記事のクオリティは許してね(笑)
あとでじっくり書いた感想を投稿します。↓