淡々と、かつ着々と。

やるせない26歳が綴るこれは独り言

だから僕は振り向かない

首筋に触れる風が冬の訪れを伝える。 ポケットから抜いた右手もまた同じように冬に触れる。塗装が剥げたファスナーを素早く首元まで閉めて、右手を元の位置に戻した。そしてまた何もせずに黄色いブロックの内側で立ち尽くす。 休日の運行間隔を把握してない…

退職やらニートやら転職やら色々あった今年も終わりそうです。

おおよそ半年ぶりの更新です 独り言の数が減ったのは語れる友人に囲まれているからか、はたまた語るほどの日々を過ごしていないのか定かではないが、文字にぶつけたくなる程の激情に駆られることなく時間が経過したのは定かのようだ。転職を果たした今年こそ…

2023年夏休みの終わり。

今年も迎えた27回目の夏。社会人5年目にして初の長期休暇、つまり夏休みを過ごした。 10日間もいただけたお休みは仕事のモチベーションを低下させるに充分な期間だった。しかし明日への憂鬱の傍ら、来年も、その次の年も長期的な休みが貰える事実が私を前向…

新しい環境で2ヶ月経ちました。

ジャケットを羽織るには厳しい季節になりましたが、下っ腹の膨らみを隠すためにいまだ手放せない日々が続いております。 新しい環境に辿り着いて2ヶ月が経ちました。 やっと普通の組織(法令遵守的な意味で)に属することができました。まだ本格的な業務には…

これがつぶやき

テストテストこれは文字起こしアプリを使って書いてます。話し言葉にすれば多少書きやすくなるんじゃないかなと思ってこのアプリを使っているけども、変換が弱いところもあるのでそこは自分で修正しながら書かなきゃいけないみたいっていうのはちょっとめん…

これが300記事目!

私の人生はどこを切り取っても語るにたらない等身大の幸福に小さじ一杯ほどの辛苦を混ぜ合わせたような前菜だと思っていたが、ことのほかしっかり語っててマジウケる。 そんなこんなで300記事目です。だいたい1つの記事で1000文字前後書いてきたので累計30…

第二新卒でもなくキャリアもない若手の転職市場について

転職活動が終わったのでここにまとめたいと思います。 俗に流れる転職情報は有能ハイクラス人材や謙遜的有能人材に向けたものが多く、それゆえ「若手ならみんなホワイト大手に転職できる!」と言わんばかりの威勢に溢れた情報ばかりですが、しかしそれに釣ら…

見覚える街の見慣れない人混み

部屋に唯一設けられた窓を通って休日の爛々とした日差しが二日酔いの顔面を突く。明日なんかこなければいいのにと願わずに眠り、今日隕石降ってこないかなあと期待せずに迎える朝はなんと清々しいことか。 ゴールデンウィークも後半戦に入った。今年もなかな…

犬山ってどこだよ【明治村】

この縁がなかったら、人生で一度も訪れることがなかっただろうなぁと思うことが多々ある。 営業を生業にしているため、さまざまな場所に移動しなければならず、そのたびに客先のビルはもちろんそのビルが建つ街、その街に向かうまでの道までも縁の賜物のよう…

わたしはちいかわになりたい。

日用品はより安いものを。古今東西、貧乏一人暮らしの鉄則である。香りや質感などの生活にまとわる「こだわり」は実はただの「慣れ」である。使ってみたらなんら変わらない、むしろ無名商品の方がコスパ的に優れていたなんてことはよくある。何に効くのか分…

インフルエンザにかかりました。

コロナの脅威を身近に感じながらも、一切自粛せず自由奔放に過ごしてきた結果、 インフルエンザにかかりました。 なんだそれ。 周りがコロナで倒れていく中、びっくりするくらいピンピンでもはや抗体を生まれながらに持っているのではと思ってた矢先、インフ…

夢見る者の独り言

少しの苦労で多くのお金を稼ぐことができればいかに幸せか!結果よりも経過を重視しがちな文化を抱える日本ではあまり大声で言えないが、大半の人が夢見てるでしょう! そんな甘い話はありえないかもしれませんが、そんな夢みたいに甘い生活を送っている人が…

AIの次は哲学が流行ると思う【ChatGPT】

「結婚は人生の墓場」っていう人もいるけどどう思う? AI君の回答 「結婚は人生の墓場」という言葉は、結婚に対する否定的な見方を表現したものですが、私はそれにはあまり同意できないと思います。 確かに、結婚生活には様々な問題や困難が生じることがあり…

AIに500字程度の小説を書かせました【ChatGPT】

桜が風に舞う中、並木道を歩く僕たち。彼女が振り返った瞬間、彼女の目から涙があふれ出した。その涙が、僕の胸に重く落ちる音がした。彼女の悲しみを知りながらも、僕は彼女と一緒にいたいと願い続ける。しかし、彼女の深いため息が聞こえた瞬間、避けられ…

まだ言葉に縛られていない頃

お題「人生で一番古い記憶」 何年前の記憶か定かでないが、そこは当時通っていた保育園の2階にある教室だった。階段を登ってすぐ左側にあって、入り口は二つの引き戸。隣に1歳児のコアラ組があったからこれは2歳の記憶だろうか。たまたま2階で過ごす日だった…

【つるとんたん】3玉の罠【スクランブルスクエア】

つるとんたんをご存知だろうか。 あなたは、つるとんたんをご存知だろうか。 東京と大阪に多く店を構えるうどんチェーン店だ。丸亀やはなまるを代表するファストフード感覚のうどん屋とは一線を画しており、相手次第ではデートに使えそうなおしゃれなうどん…

【WBC日本優勝!!】その精神力こそプロたる所以

日本代表侍ジャパンWBC優勝おめでとう!! 大谷選手が投じた締めのスライダーにはとても痺れました。まさに漫画の主人公。同じ日本人、同じ男、同じ岩手県出身、同じ…あれ共通点って3つしかないのか。もう一つありました。同じ人間として誇りに思います。 テ…

悩む。

大変私は悩んでいる。 悩みがあることに悩んで疲れる。 なんで悩むんだろうと悩み続ける。 こんな悩みに悩まずもっと生産的な悩みで悩むべきだ。 答えが出ない悩みは馬鹿らしいよなぁと悩みながらも、はて「悩む」ってこんな字だっけ、と悩みはさらなる悩み…

句点の癖をなくすために。

はてなブログの自己紹介には「もうすぐ23歳」と書かれているが、すでにそれから4年経つのに変わってないのは怠慢他ならぬわけだが、もう4年経つのなぁと感慨深くあらためてこのブログの歴史を辿ってみると開設そのものからは6年が経ち、記事の数は知らぬ間に…

「あなたは山里とは違う」

「あなたは山里とは違う」 「あなたは山ちゃんにはなれない」 「あなたは全く違うから」 聞き覚えのある声が反芻し続ける。 自慢ではないがここ最近、眠りについている自分を自覚しながら夢の中を過ごしている。これを明晰夢というらしい。つまり妄想の中で…

自称読書家が今更読んだベストセラー「君の膵臓をたべたい」

「趣味はなんですか?」 「君の膵臓をたべたい」ってなんだよ 評価:星4.5です! ベストセラー恐るべし 「趣味はなんですか?」 「趣味はなんですか?」 この質問は至る所で投げられ、心の鍵となる。距離感が測り得ない相手を前に地雷を踏むことなく(趣味は…

記録更新!

ついにわたくしの体重が記録を更新しました! いえーーい!ぱふぱふ! まじか・・・ 記録更新して気づいたことはデブ化が顔に出にくい体質らしい。あー、鏡の中に多少肌にハリがなくなったアラサーがいるなぁとしか思わなかったが、これまた脱いだらすごかっ…

スシロー少年

スシローペロペロ事件から再熱したSNS断罪ブームは今なお続いており、身内しかフォローしていない私の穏やかなタイムラインにも毎日のように不謹慎動画が流れ着く。 なんだか屈託のない笑顔で楽しそうにはしゃぐ子供達から滲み出る若々しさに小さじ1杯程度の…

弾丸ベトナム旅行(ホーチミン)

ちゃっかりベトナムに行ってきた。 コロナ禍だけど行ってきた。 お金ないけど行ってきた。 ワクチンを3回打った私が向かったのは3年ぶり3回目の東南アジア、その東側に位置するベトナムのホーチミン。卒業旅行のタイ、再就職祝いのカンボジア、そして今回の…

社会人の無間地獄

この世界は地獄だというツイートが流れてきて、その嘆きに多少の理解は示しつつもそれは天国がこの世のどこかにあると信じきっているからこその発言で、それはそれで幸せ者じゃないかと穿ってしまうあたりが今を生きる地獄人たちと仲良くなれない所以なんだ…

来年の目標

イルミネーションの光が消えた。秒針は年の瀬に向けて進み続ける。遠くで暖炉を眺めるようなこの1日に特別な意味なんてなかったが、日常に戻ろうとする街に寂しさを覚えるのはなぜだろうか。 2023年になればすぐ私はまた一つ年を取ってしまう。この実績を伴…

パチンコのすゝめ

友人に教わってパチンコというものをやってみた。あれはとても不可思議な魅力があるものだ。喫煙所とトイレを求めて門を叩いていた場所が今では「おおおおいいい」と心の中で叫びながら膝を叩きつける場所になるとは。 ということでざっと10万円の代わりに得…

軽井沢に行ってきた。

初めての軽井沢 水曜日に午後休を取り、木曜日には有給をぶち込んで一泊二日で軽井沢に行ってきた。念のため社用携帯をポシェットに仕込ませていたが、これといった急を要する連絡はなかった。社畜オチに期待を寄せる皆さんを裏切る形で今日を迎えてしまった…

転職活動日記その1

転職活動始めました。 次長、部長とも話をつけたのであとは社長とのドキドキワクワク面談が無事通れば1月中旬に辞める予定です。 人生単位で変化を迎える時の不安は一人暮らしに響き渡るテレビ音に乗って重くのしかかりますが、期待へのドキドキも滴る台所の…

夏の日の2022

窓を開けて過ごす晩夏。秋の訪れを告げる虫たちの合唱が…ちょっとうるさいけど次の季節にバトンが渡ろうとしているこの時期の頬を撫でる風はとても気持ちいい。 今年も暑さに負けることなくコロナがやる気満々だったせいで夏!!を満喫することはできなかっ…