淡々と、かつ着々と。

やるせない26歳が綴るこれは独り言

スプーンでアイスをすくい、私はその冷たさに救われる。

今週のお題「わたしのイチ押しアイス」

 なにも暑さだけが夏を伝えてくれるわけじゃない。

べったりとまとわりつく暑さはまさに夏の訪れを感じさせるが、体の内側へ涼しさを運んでくるアイスもまた夏を感じさせてくれる。窓の向こうから聞こえる蝉の鳴き声をBGMにクーラーが効いた部屋でアイスクリームを貪る夏休みが遠い記憶の中で蘇る。今は立場は違えどクーラーが効いた部屋でアイスクリームを頬張るという環境は変わらず、私は明治エッセルスーパーカップ(バニラ味)が病み上がりの体温をゆっくりと優しく冷ましていくのを感じていた。溶け始める様子を見せる前に食べ終わり、私はゆっくりと背もたれに体を預けた。ため息をついた先に口が開いたままのゴミ箱がある。空になったカップをそこへ投げ入れようと小さく振りかぶった時、ふとカップの側面に視線が移った。目に入ったのは青い文字で書かれた「ラクトアイス」の文字。

 

「あれ、アイスクリームじゃないのこれ」

 

 

 

アイスクリームとラクトアイス

アイスクリームは、牛乳などを原料にして、冷やしながら空気を含むようにに攪拌してクリーム状とし、これを凍らせた菓子である。

引用  wikipedia「アイスクリーム」

と、ウィキペディアは冒頭で述べているが、日本で「アイスクリーム」と呼ばれるためには国が定めた定義(「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」及び「アイスクリーム類及び氷菓の表示に関する公正競争規約を満たす必要がある。なんだか難しい話になってきたぞ。

その定義とはこれだ。

 

重量百分率で乳固形分15.0%以上、うち乳脂肪分8.0%以上のもの

 

 

えーつまり、乳成分の量によってアイスクリームか否かが決められるのです。

ちなみに明治エッセルスーパーカップの側面に書いてあった「ラクトアイス」の定義は重量百分率で乳固形分3.0%以上のものです。成分だけみると結構違う。つまりアイスクリームだと思っていた物はアイスクリームじゃない可能性があります。明治エッセルスーパーカップは「ラクトアイス」になるんですね。確かに下記で紹介するアイスクリームと比べると味が淡泊だった印象があるような、ないような。

 

超個人的おすすめ「アイスクリーム(バニラ味)」TOP3

ということで間違いなく「アイスクリーム」のおすすめをします!

 第三位 森永チョコレート「PARM(パルム)」

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parm-ice.jp

内容量 90ml エネルギー237kcal

 外側をコーティングしているチョコが砕け、濃厚で柔らかいバニラと溶けながら絡み合っていく甘味はとても感動的。「とろけあう濃厚なコク」というキャッチコピーは偽物ではない。私個人の印象としてスティックアイスは「お菓子っぽい子供向け」の味というものだった。いわばガリガリ君のイメージが強いせいもあっただろう。しかしある日パルムと出会ったときからすべては変わった。これが大人のスティックアイス…きれいに整った美しい楕円形のフォルムに艶があるチョコレートドレスを身にまとっている彼女を甘噛みして脱がせば、そこには雪のように白く光を反射させる肌が……

その美味しさを生み出す3つの秘密は「温度」「急速冷凍」「脂肪分と細分化」。ここで書くのも億劫なので気になった人はぜひ公式サイトにアクセスしてみよう。

 

期間限定で発売されている「キャラメル・バヌールショコラ味」がめっちゃうまそう。

 

第二位 ハーゲンダッツ「ミニカップ

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www.haagen-dazs.co.jp

 内容量 110ml エネルギー 244kcal

値段高めアイスでお馴染み、アメリカ生まれの「ハーゲンダッツ」。色々な味が出ているけど、結局バニラが一番好き。クッキー&クリームも好きだけど。プラスチック製のフタは、とても高級感があって昔はハーゲンダッツというブランド名とその佇まいに美味しさを感じていたのかもしれない。小学校か中学校の最後の給食?にハーゲンダッツ(バニラ味)が登場した時は狂ったようにテンションが上がった思い出がある。今振り返ったら学校給食でハーゲンダッツって凄いな。

値段ゆえにあまり馴染みがあるアイスではなかったハーゲンダッツ。故に今でも自分の中で「特別なアイス」として位置しているのだろう。そして上野動物園に行ったときには今度こそリベンジハーゲンダッツ自販機を果たしたいと思う。

reyu.hatenablog.com

 

 

第一位 森永乳業「MOW(モウ)」

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mow-ice.jp

内容量 140ml エネルギー230kcal

コスパ最強アイスクリームがこれ!「MOW」田中圭カッコいい

ラクトアイスに比べて生産コストがかかるアイスクリームでありながら、満足する量(140ml)を低価格帯(100円前後)でキープできているのは森永乳業さんの努力の賜物。特徴はその柔らかさ。カップアイスの一口目は表面のアイスがとても固く、スプーンで削るように食べることも多い。しかしMOWは冷凍庫から取り出した直後でもスプーンの先がゆっくりとアイスの中に沈んでいく。ソフトクリームのような柔らかさとミルクベースの濃厚なバニラ味が特長。末永く一番好きです。

量も安さも低カロリーもハーゲンダッツに勝っていますが、炭水化物の量が…ゲフンゲフン。

 まとめ ~アイス食ってたら風邪ひきました。~

暑い日が続きます。にも関わらず、ガッツリ風邪を引きました私です。原因は泥酔した気分のままクーラーガンガンの元でアイスを食べてパンイチで寝たせいでしょう。一時は39度まで上がり、エボラを一瞬気にしましたが、今結構落ち着きました。部屋の暑さと体の寒さの狭間で苦しみました。食べすぎ飲みすぎには十分注意しましょう。