残りの大学生活でやっといてもいいんじゃないってこと
学生身分もあと一ヵ月でおしまいでしょ
「卒論発表おわった!」
歓喜の叫びがタイムラインを駆ける。
この時期に卒論発表ってことは理系か…自分の周りには理系が多かったんだなと気づく。
友人はみな就活も卒論も無事終えたようだ。お疲れ様。
今は残りをどう過ごそうか楽しく悩んでいる時期だと思う。海外旅行に行くか、バイトをしまくるか、平日の昼間から飲み歩くか。なんでもできる時間があると、逆にすべきことが分からなくなるんだよね。
今日は最後の学生生活を堪能している大学4年生に私が残りの大学生活でやっといてもいいんじゃないってことをお伝えしようと思います。
適当に書くので、参考になる他人が書いたブログを紹介しておきます。↓
1.大掃除をする。
論文の資料で散らかった机の片づけをきっかけに、そのまま大掃除を始めましょう。
引き出しの奥から、タンスの底まで。混沌としたベッドの下から高く積まれたラックの一番上まで。
いつもなら手を伸ばさない場所の先で様々な懐かしいものが待っている。ちぎれた消しゴム、ドラゴンのストラップ、ギターのピック、身に覚えのない髪留め、日焼けしたプリント…
ぐしゃぐしゃになったそれを広げてみると蛇が這ったような自分の文字が書かれている。眠気との奮闘が伺えるその線で書かれている”ケインズ経済主義”。「うわっ…懐かしい」と呟いたら、それは大掃除中断の合図。
小学校から大学までの16年間。思い出せる記憶は沢山あるが、毎日が思い出の日々ではなかったはずだ。誰だって学生時代の大半は”日常”を過ごしてきた。日常は当たり前にそこにあるから特別感を持つことも思い出になることもない。
しかし、こんな形で”当たり前”がふと顔を出した時、日常をとても愛おしく思うことができる。
思い出は「若かったな」と一瞬されるが、日常はいつまで経っても「懐かしい」。
2.学割を駆使しまくる
卒業してから一番落ち込んだのは「あ、俺もう学割(大盛無料)が使えないんだ」って気づいたときだった。
ずっと学生だったから気づかなかったその恩恵。朝から晩まで、青空広がるグランドからネオンが揺れるピンクの街まで色々なサービスを受けることができる特権証明書。
この特権を使って博物館、展覧会、映画館、舞台によく足を運んでいました。
学割の特権は”入場料が安い”のもそうなんだけど、大学生の場合”平日に時間がある”が加わる。ストレスなくそれも格安で鑑賞できるっておいおいおい……羨ましすぎる。
社会人になると一般入場料を払って、めちゃくちゃ混んでる土日祝にしか行けない。
学生から一般へ。
失ったときにその真価が分かる。
3.別れの挨拶を告げる
俺たちはズッ友だよ!と抱き合った誓いむなしく、社会人になれば会う回数は激減する。お互い忙しかったり、地方に配属が決定したり、新しい関係ができたり、金銭感覚が合わなくなったり、それぞれの違った場所で少しずつ変わっていく。
会う回数が減るだけならまだしも、あの日を境にもう一生会わないんじゃないかって人が今になって沢山浮かんでくる。
別れの言葉なんてSNSが発展したこの時代にそぐわないかもしれないが、感謝の気持ちをしっかり伝えて門出を祝えばよかったな。
終わり
永遠の愛なんてないんだよとキレていた友達を思い出した。当たり前が終わる時は人は不安になる。永遠の愛は知らんが、永遠の学生生活なんてものはない。
当たり前だった日々にお別れの準備をして、我々社畜の円に早く混ざるのだ~
たまにはこうして肩を並べて飲んで~♬
この歌が染みてくる。