asicsって体育館履のイメージが強いよね
足を使わない日はないのに、足を労わっている人は少ない。
僕らは足を休ませない。
だから、たまには自分の足にご褒美を。
今回紹介するのはこちら。
ランウォーク by ASICS
ランウォークとは
日本は誇るシューズブランド、Asics(アシックス)から1994年に満を持して発売されてたビジネスシューズ。コンセプトは「走れるビジネスシューズ」
発売から25年経った今、その認知度は……とても低い
だって革靴って言ったら、100年以上の伝統を持ったブランドが名を連ねるし、こだわりがない新卒生は〇山とか〇木のフレッシャーズセットについてくる靴で満足するし、やっぱりアシックスは上履きイメージが(私は)強い。
3月ごろに友達から勧められたのがランウォークを知るきっかけだったのだが、当初「アシックスのビジネスシューズ」に魅力は感じなかった。
『まぁ、革靴くらい気合入れるために買っちゃうか』程度のテンションで店を訪れたのだった。
それから三か月…私の心境はどうなったか。
めっちゃいい。2足目買おう。
とんだ掌返しである。
さっそく3ヵ月間使用した経験を踏まえてレビューしていきます。
1.履くのではなく足を包む
履き心地がいい。
なんてありきたりの言葉で賛美するのは逆に失礼だ。このランウォークは従来の履き心地という概念を凌駕している。
なんと店舗に行けば「自分の足を図ってくれます」
いや、自分の足の大きさくらい知ってるわ。
ってそうじゃない!あくまでもそれは平面的な情報。アシックスウォーキングではタテヨコナナメ立体的な足のサイズを測ってくれるのだ。そして計測後はカルテまでいただける。数値化された自分の足はとても新鮮だ。
そのカルテを元に自分の足にあった革靴を提案してくれる。ちなみに私は足の甲が平均よりも高いので外羽根の靴がオススメらしい。
またそのデーターを用いて、オリジナルの下敷き(インソール)を作ってもらえる(別途2000円)。これがまた土踏まずまできれいにフィットして、靴全体が隙間なく足を包み込んでくる。これで自分に合った世界に一つだけの革靴が完成だ。
2.走った時に分かる実力。
結局、店員に言われるがままお買い上げしてしまった自分。いくら優れた革靴でも革は革。履き心地は悪くないが、履き始めの違和感は避けられない。しかし3日目にはなんのその。牛革だがとても柔らかい革を使っているのですぐに馴染んだ。少し表面がイボイボしているので気になる人はなるかもしれない。
そしてこいつが本性を見せたのが、走った時だった。
信号が青から赤へ。点滅をしながら歩行者を急かしてくる。私は足に力を入れて軽やかに一歩踏み出した。するとなんだろう足の運びがとても軽い。確かにこの靴の重さ自体は軽い方ではあるのだけれど、それだけじゃない。
地面から伝わる固い衝撃や、動かすたびに擦れるくるぶし、不自由なつま先……そういったストレスは走るという動作を無意識的に隔離する。だが、これはそういったストレスが一切ないのだ。走りやすいを超えて走るのが止まらない、いや、走るのを止めさせない。
まさにこれはランニング革靴。体力の続く限りどこまでも一緒に走りたくなる感動。革靴とランニングシューズのハイブリット。これまでの概念をひっくり返すのに十分なインパクト。
その秘密は靴底(ソール)だ。
説明するのがめんどくさいから画像で端折るが、とにかくいろいろ詰まっている。
「歩きやすい」この靴にそんな安っぽい宣伝文句は似会わない。
これは「走しれる」……いや、「走りたくなる」革靴なのである。
3.お値段はーーーッ!
足元から感動を与えてくれる革靴。
おいくらでしょうか。
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¥19800~25000くらい!
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お買い得!
パンプスなどの女性向けのビジネスシューズもあります。
店に行ったときは女性客の方が多かったし、ラインナップも充実してたから男向けより力入れてるのかも…
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