淡々と、かつ着々と。

やるせない26歳が綴るこれは独り言

おっさん化

Twitterでも嘆きましたが、ついにおっさん化が始まってしまいました。

25歳、社会人3年目。フレッシュ感は霞んでもまだまだ未熟な青い果実であることに変わりありませんが、生産から25年経つと"三十路"というラベルが貼られるようで、これは巷でいう"訳あり"とか"アウトレット"のような意味合いがある気がするのですが、まぁとにかく四捨五入で30になる年齢は「新製品!」ではないことだけは確かなようです。

自分はもうハタチではない。頭ではわかってていてもしかしココロが追いつかない。私のココロはみなさんご存知の通り20歳で止まっていますので、現状とのラグが5年ほどあります。そのせいで最近浦島太郎のような気分になる機会が増えてきました。。

25歳。先人の方々から伺ってはいましたが本当にこれが来るとは。私はいま第一次結婚ラッシュを迎えております。この件についてもしかしたら一度ブログに書いたかもしれませんが、やはり同級生の結婚を聞いた時のショックはかなり大きいもので、そのショックに含有される多く喜びとちょっとの寂しさと小さじ程の焦りの分量は、18歳の時に迎えた運転免許取得ブームの頃、友達が運転する車に初めて乗ったあの頃を思い出します。

大人になっていく。周りが大人になっていく。私を置いてみんな大人になっていく。当時19歳の私は焦りの勢いそのままに運転免許を取りに行きましたが、さて結婚教習所に向かう直通バスはどこから出ているのでしょうか。できれば結婚うんぬんの前に初心者コース"異性を名前で呼ぶときの心構え等"から教えてもらえると嬉しいのですが。どどどど童貞ちゃうわ!

友人の結婚然り、これまでは外的環境から自身の成長なり変化なりを実感することがほとんどでしたがつい先日私の身に起こったある出来事に成長…いや、老いを実感したわけです。

 

私は大学生に人生論を語ってしまったのです。

 

それも雄弁に、寛大に、自負を持って。

 

アルコールが入ってるわけでもないのにあの時の私はどうかしていました。25歳が22歳に人生論を語る、そんなの片腹を痛めながらヘソで茶が湧しながら見る場面です。

恥ずかしいことをしているのに私は約2時間ほど時間をかけて大作。

 

平々凡々な私がブラックよりのグレー企業に就職した結果これまでになかった視点から仕事と向き合えるようになった件〜3年後の展望と止まらない成長編〜

 

を訥々と説法したわけです。

…人生論?いいえ、ただの自慢でしょう。

私は自慢おじさん化していたのです。

言い訳をさせて下さい。職場に若い人がいないのと、これまで自分の話を聞いてくれてた人がいなくなってしまったのもあって( ;  ; )、年が近い学生を前にしたとき溜まってた自分語り欲がブワーっと溢れてしまいました。

自分語りってめちゃくちゃ気持ちいいの知っていますか?気持ち良くなったわたしは聞かれてもないのにべちゃくちゃと説法を続けてしまいました。あぁ、昔話とか苦労話をしちゃってるよ俺〜と気づいても今更口は止まりませんでした。

そのときの相手の表情が思い出せませんからきっと本当に1人で話してたんでしょう。

 

髭が伸びるのが早くなってきた身体、中学生から変わらない趣味を好む精神、会社に倣って適応していく価値観、そして着実におっさんへと近づいている振舞い。

 

染まり始めてる、会社に、社会に。

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