淡々と、かつ着々と。

やるせない26歳が綴るこれは独り言

何気なしに雪だるま作ろうとふと思う。

あけましておめでとうございます。

東京は珍しく綺麗な白雪が降り積り、足元に気を取られながら家路を進んでいると電柱に頭をぶつけました。足元だけではなく先を見据えて一歩一歩進まなければいけないのは雪道も人生も同じですね。

雪を手に取るだけで笑顔になれる、そんな無垢な男の子は卒業してしまいましたが、見飽きたいつもの景色が白く染まるだけ少しワクワクしてしまう程度の童心は残っているようで、毎朝コーヒーを買っている自販機、ほこりを被ったスポーツカー、暖簾が薄汚れて読めないラーメン屋や、窮屈に並べられたマクドナルドのデリバリーバイク、つい見慣れた日常の一部にカメラを向けたくなってしまうのは雪の魔法というやつでしょうか。ここでアナ雪ネタを被せたかったんですが、不謹慎になりそうなのでやめます。

見慣れた街にカメラを構えて、だけど雪に浮かれてる人だと思われると恥ずかしいから無音カメラのアプリを立ち上げてスマホ越しに街を眺めていると「げ、ここ明日凍結するなぁ」とか「ヒールの人は可哀想だなぁ」とか「営業車スタットレスに交換してないじゃん、、、」とかシャッターを切るたびに湧き出てくる心配事は『お前はもう雪を楽しめるお年頃ではない』と心のどこかで自戒しているようで少し虚しかったです。てかマジでスタットレスにしてないのはヤバい。納品だよ明日どうすんの。四駆じゃないぞうちの営業車。

とにかく雪が降ろうと矢が飛んで来ようと明日も仕事です。よりにもよって明日はイレギュラーな仕事なので気が重い。ああ、スタットレスぅ、、、。

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