淡々と、かつ着々と。

やるせない26歳が綴るこれは独り言

大晦日、大掃除

 あと六時間ほどで今年は閉幕。ちゃんちゃん。

 

 いつもと変わらない、そしてこれからも変わることがない太陽の浮き沈みも、年末年始には特別な意味を持つように感じる。早朝から嬉しそうに大きく赤い袋を抱え駅前を闊歩する人々の姿は今や御餅以上のお正月の風物詩ですね。

 

 そんな楽しい正月を迎えるためにも今年の総決算をしなくてはいけないわけなのですが、まぁ決算したところで黒字になることはないと分かりきっている弱小零細企業伊藤株式会社にとっては振り返る時間があったら大掃除でもして現実逃避の先にある麻薬的快楽に陥りたい気分でしたので今日は粉骨砕身の勢いでお掃除に邁進しておりました。

 まぁ出てくる出てくるいらないプリント。「ラクロスサークルに入りませんか?」「単位習得の注意事項」「留学のチャンスをつかめ!」「都内インターン説明会」「就活スタート講座!」「大学主催合同説明会!」色あせたプリントが私の胸を締め付ける。イタタタタ

 別にラクロスサークルに入りたかったわけではないのですが、IFストーリーとしてありえたんですよね、ラクロス伊藤は。留学伊藤も夢物語ではないですし、インターン伊藤が生まれてもおかしくはなかった。(インターンはマジで行くべきだった)ただ、自分はそれを選ばなかっただけ。こうやって濁ったプリント片手に学生生活を振り返るとなんかもったいない過ごし方をしたなぁと物思いに更けてしまいますね。

 ただ覆水盆に返らず。気にしても仕方がないバカっぽい考えは茶色く年季の入ったプリントと一緒に可燃ごみ行ですわ。回収処分は来年になるけども。

 

 

 来年はどんな一年になるだろう。どんな人と出会って、どんなことに巻き込まれて、どんな理由で涙を流すのだろう。

 

 彼女はいますか?てか、仕事やってますか?てか、そもそも卒業出来ましたか?平穏無事はつまらないと23歳になっても戯言を口にしているのでしょうか。

 きっと私は大人という世界でこけて、こかされて、傷ついて、満身創痍で路頭にぶっ倒れてると思います。ですが倒れる時は前のめりに。そしてカッコつけて立ち上がらなくてもいいので、擦り切れた傷口をグジュグジュ侵食していく汚泥に堪えながら、這いつくばって前に前に進んでほしい。

 

 

 

 

 果たしてどんな2019年になるのか。楽しみですね。

 みなさんよいお年をー。

 

 

 

 

 あ、卒業旅行とか新年会とか全然誘ってください!無い内定を心配してくれる方が多々いるのですが杞憂です!俺は全然心身共に元気です!