アメリカンイーグルのごきげんなジーンズ
久々の買い物。自由に使えるお金は基本「飲み」に消えていくことが多く、しっかり「物」にお金を使うのはほんと久しぶりである。今回は服を買うために街へ飛び出した。
といってもハイブランドで全身染め上げるような収入も度量もないため、大衆向けブランドのお店を右へ左へプラプラする。冷房がフルパワーで稼働している店内に入ると、涼しげに佇むマネキンたちは早くも秋物で着飾っていた。暖色の長袖が目に入るだけで顔をしかめてしまうこの暑さでは、秋物に想いを馳せる気力が湧いてこないどころか、日差しを直接浴びても汗1つ書かないマネキンに嫉妬さえ覚える。
私は庶民の制服「ユニクロ」に立ち寄り、ドライEXポロシャツ(半袖)を購入した(なんと1990円⇒1290円!)その足でアメリカ発のアパレルブランド「アメリカンイーグル」へ向かった。
凄くダサイ。が、それでいい。
気づいた時には買っていた…。誘惑に足を引っかけられてそのままレジまで転がっていってしまった…。ジーンズはもう沢山持っているよ。
今回購入したのはこちら
たぶん10人中6人くらい首を傾げるか、閉口するデザインだろう。
たしかにダサいと思うかもしれない。しかし、それがいい!私の服の好みとしてゴチャゴチャしている服が好きなのでOKです。(ちょっと「K」の文字が気になるけど)古着って感じも出てるし、懐かしのキースへリングってところも…なんかいいよね。
5月頃に販売されたコラボ商品がセール品として並んでいるのを偶然発見しました。デザインに一目ぼれしたけど、タグに書かれた「SLIM」の文字を見て下半身がっちり系の私は諦めかけましたが、試着してみるとジャストサイズで万歳\(^o^)/。(ただし裾は少し余る…(._.))そのまま勢いで買ってしまいました。さて、細部のチェックは家に帰ってから…
後ろも中もこだわりのデザイン
裏側は表に比べるとだいぶ落ち着いている。蛇のワッペンはベルトできれいに隠れてしまうだろう。なので街中を歩いていても「何あのジーンズ笑笑」と後ろから指をさされる心配はほぼないので、ゴチャゴチャファッションデビューの初心者でもメンタル的に安心だ。
内側がパジャマみたいなデザインで最も騒がしい。見えない部分までテーマ沿ったデザインで作り上げている服は、たとえ中国で大量生産されていようとも、ブランドとしての誇りを持っているなと実感させる。
ジーンズ全体から発されるインディゴの匂いも強く、今後ジーンズを育てていくのが楽しみだ。(色落ち的な意味で)
さて、それではお持ちかねのオープン ザ プライス!!
¥11990
が!
¥4990
\(^o^)/いえーい!お得!!今日はいい買い物しました。
そこ!「えぇ、いらねぇ…」って顔をしないの!
といってもこのごきげんジーンズとは長く付き合えないでしょう。20代前半までだろうな。流石に30歳手前では受け入れてラルフローレン的な落ち着いたデザインを好んでてほしい笑。髑髏のTシャツは卒業したんだけども(昔はRoenとか好きだった)やっぱりまだ少しファッションセンスが幼稚だなーと自分自身思います。
歳が重なっていくにつれて自分の趣味嗜好も変わっていくものだ。しかし、こういった「若い」デザインに惹かれ続ける私の嗜好は、これからの「成長」の先に待っている「老い」を恐れている心の表れなのかもしれない。
流石にそれは深読みしすぎ