淡々と、かつ着々と。

しがない23歳が綴るこれは独り言

アルバイト先の先輩

初めてのアルバイトは高校1年生の時。某ファミレスのキッチンだった。

月曜日、水曜日、金曜日は18時〜21時。土曜日は11時〜15時。そんな感じのシフトだったと思う。

その時間帯はディナーやランチピーク時なので、「おはようございます」とタイムカードを切った瞬間からフルスロットルで働いた。けして楽ではなかったけど、忙しい以上の苦もなかったな。もちろん慣れるまで時間と苦労は要したが、自然と生活の中にアルバイトが埋め込まれていった。そこで培ったスキルは卵を片手で割る程度しかなかったけど、そこで刻まれた記憶は今でも思い出としてしっかり残っている。

 

今振り返っても、アルバイト先はほんと人に恵まれていたと思う。店長もいい人だったし、パートのおばさんもまぁまぁいい人だったし、大学生の人達はなんかいい人だったし、ホールの人たちもほどほどにいい人だったし、フリーターの人もとりあえずいい人だった。そんないい人だらけの埋もれそうな環境の中でも、2人の先輩は特にいい人だった。

当時高校3年生で遊び慣れてるかっこいいA先輩と大学3年生のJKキラーの異名を持っていたB先輩の2人だ。

その先輩方にはほんとよくしてもらった記憶しかない。入社早々から可愛がってもらったし、仕事だけではなくプライベートでも色々な世界や作法を教えてもらった。(特にA先輩から教わった''女の子に抱きついてもらえる最強の方法''は未だに重宝している)

まだ16歳だった自分にとって二人は今まで会ったことがない等身大で理想的な大人だった。

そして今、その理想達よりもだいぶ年上になってしまったわけで、今の自分と比べようとすると無粋すぎて変な笑いがこみ上げてくる。

現在私は23歳。当時の諸先輩方よりだいぶ年上になってしまい、無事社会人になった。それでも先輩は先輩のままだ。あの時から止まり続けている先輩たちの面影を俺は追い越すどころか近づいてすらいない気がする。

一人暮らしもしてない、ブランドものに詳しくない、大型免許持ってない、女の子をバイクの後ろに乗せたことがない、鍋パをしたことがない、音楽好きな後輩と一緒にライブに行ってない、美味しいステーキ屋知らない、クラブで泥酔したテンションのそのまま働いたことない、JKに手を出してない、イルカのインストラクターと付き合ったこともない、面白い下ネタも言えない、手○ンした手で………

 

社会人の私と学生の先輩、どちらが“大人”なのだろうか。

今の自分に「ない」もの(なくていいものもあるけど)を沢山持っていた昔の先輩。

その存在を大人というならば、大人には歳を重ねただけじゃ近づくことはできない。

 

先輩たち、今なにしてるのかなー。

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