淡々と、かつ着々と。

やるせない26歳が綴るこれは独り言

詰まる所、皆戦ってる

画面を下に引っ張って、離す。無表情で繰り返しているこの動作こそ時間の無駄にふさわしい。

SNSを更新するたびに表示される情報は、どこの誰かも知らない、実在している“だろう”アカウントから発信される日常が大半だ。いや、アカウントの特性からだろうか、日常への愚痴が大半だ。そこにエンタメ性を求めることもなく、また人の不幸を啜ろうなんて下衆な性分でもないので淡々と読んでいる(そして時たまファボる)。

 

1年前はこのSNSに助けられたものだ。不安でどうしようもなかった時、同じ境遇の仲間を見つけることができたこの場所には感謝している。本当にそこはとても居心地がよかった、だってけして自分を否定されないから。

「一生懸命やってるのに、どうして私だけ」大丈夫、あなたは悪くないよ。悪いのは会社だよ、悪いのは環境だよ、悪いのは学校だよ、悪いのは親だよ、悪いのは……あなたじゃないよ。

優しい言葉に囲まれて気持ち良くなっていた私に冷たく向けられた友人の視線を見てふと悟った。

「いやいや待て待て、全て自分が悪いんじゃねぇかこれ」

 

大学卒業したら就職をしなきゃいけない。こんなことは中学生のうちから知っていたのに準備しなかったのは紛れもない私だった。周りの空気を読むように惰性的な就活を繰り返していたのは私だった。

よって責任の所在は自明すぎるが、仮にその責任を他者に転嫁したところでなにも償ってはもらえない。会社を責めたって救われない、環境を責めたって変わらない、親を責めたって戻らない。過去に責任を負わせて戻ってくるのは法的に賠償されるお金だけだ。どんなに嘆いても今が変わることはない。

 

詰まるところ、自分で戦うしかないのが人生なのである。てか、みんな戦っていた。幸せそうに見えるあの子もあいつも、舞台は違えど戦っている。

「いや、私の方が苦労してるし」とか悲しいマウントを取るのはもうやめよう。

この世は不平等

これまで何度も実感してきたじゃないか。かけっこでT君に勝てなかったあの日、圧倒的なセンスでクラスを盛り上げていたM君との出会い、私の夢を目の前で軽々達成していくK、暴力糞野郎なのに私の好きな人を奪っていったR……何度も何度も経験してきた。なのにどうして今更、私だけが……と嘆くのだろう。別に気取ってみせるほど幸せな人生を歩んできたわけでもないだろうに。泥臭く戦うしかないのよ私たち。

 

これまでの私は涙の数だけ強くなれると言い聞かせて''何もしなかった''。戦うことを恐れ、痛みを避け、無機質な優しい言葉に甘え、そして何もない自分を1人肯定し続けた馬鹿野郎であった。

このくそったれの世界に責任を押し付ける生き方が、きっと楽だと思う。

だけど、ここで立ち上がらなかったら、、、とてもダサいと思う(語彙力)

 

つまりなにが言いたいかっていうと

さぁみんな頑張ろう。ってこと。

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