淡々と、かつ着々と。

やるせない26歳が綴るこれは独り言

あんな時代もあったねと

愛だの恋だの考え始めたら恋愛から遠のく。

梅雨が明けきらないまま、気温だけは夏模様。低気圧に悩まされる日々ですがどうお過ごしでしょうか。

 

コロナは夏には落ち着くと言っていた専門家はどこへやら。感染者数の記録を更新し続け、ついに東京は300台を突破。緊急事態宣言?なにそれ?と“経済の停滞”を危惧して動かない政府。緊急事態宣言のおかわりは期待しないけど、だったらどうして4月にあんな曖昧かつ不透明な形で発令したんや。

ちなみに私は緊急事態宣言解除と共にテレワークが終了し、本格的な営業活動に“戻りました”。伝統ある会社にテレワークは似合わないのだ、これでいいのだ〜、ボンボンバカボンバカボンボン。ほんとバカ。

そして始まったいつも通りの仕事、週末、休日。閑散とした街が感じさせてくれた高揚感はどこへいったのだろう。こうしてコロナと共存していく形で世界は元に戻り始めた。

 

そしてどうやらこの戻りかけの世界に、ずいぶん遅れて春がやってきたようだ。

 

これは私の周りだけだと思うのだが(そうあって欲しいのだが)やけに周りで恋が成就している。

「お、お、お前ら自粛はどうした!」と手のひら返しで叱責したい気持ちを抑えて、私はおめでとうの言葉と力強い拍手を泣きながら送りましょう。おめでとう!幸せになれよ!だけどデートはほどほどに、3密は避けてできればステイホームで(ステイホームはけして下ネタではない)。

 

約4年間彼女なしの私、ってマジか…逆算した瞬間冷や汗が垂れた。まずいなそんな経ってたか。えっと、長年彼女がいない私が何かを語るのもちょっと恥ずかしいけど、一つだけ。

 

この恋愛は必ずコロナと繋がるから大切にしよう。

 

遠い未来、それは子供が寝静まって1人眺めるテレビ番組で、あるいは皿洗いをする奥さんを横目にふと眺めていたネットニュースで、「コロナ」の文字を見た時に。浮かんでくるのはあの頃の自分、その時の気持ち、目の前にいた最愛の人。どうしようもない時代だったけど、どうしようもない時代だったから出会えた2人。それは運命と呼ぶにふさわしい出会い。コロナは確実に世界を変えました、それはいい意味でも悪い意味でも。私たちはこれから「コロナ」によって定期的に不本意のまま記憶が掘り起こされる。それなら思い出に熟成されたあの頃の記憶は綺麗なものがいいじゃない。

 

だから私は願ってます。

あんな時代もあったねと笑い合える2人になることを。

お幸せに👍

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