淡々と、かつ着々と。

やるせない26歳が綴るこれは独り言

【ニート卒業旅行】カンボジアに行ってきた。2日目

深夜まで鳴り響く音楽

クーラーを23度(強風)に設定してベットに横たわる。パブストリートから流れてくる陽気な音楽は深夜2時を回っても静まる気配がない。移動疲れでクタクタの私にとってはそんな雑音さえ子守唄だったけど。

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翌朝10時、ホテルを出るとそこにチャドの姿があった。

さぁ今日から本格的なカンボジア旅行のスタートだ。

reyu.hatenablog.com

東南アジア最大の湖、トンレサップ湖

最初の目的地は東南アジア最大の湖、トンレサップ湖

雨季には水深14m、1万㎢の広さまで膨れ上がる。

私の友人がどうしても行きたかったスポットの1つ。正直私はあまり乗り気ではなかったが……

船着き場にはすでに中国人団体客が溢れ返っていた。

騒がしい団体客と一緒は嫌だなぁと思っていると、客の群れを縫うようにチャドが奥へ進んでいく。その背中を追っていった先に、一台のボートが止まっていた。

チャド「友達がボートを出してくれるって」

 

定員15名前後のボートの乗組員は俺、友達、チャドそして運転手の4人だけ。これを特別待遇と言わずになんと言う。

内心「これはあとで追加料金が請求されるやつだろうか」と心配だった。

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濁った湖の上をボートが気持ちいい速度で進んでいく。

太陽に当たり熱くなってきた肌を涼風でさましているとチャドが突然、

チャド「運転してみる?」

わーお、マジで?超楽しそう。けど本当にいいのかしら。と少々の不安を抱えながらも運転席へ。足元にはプラスチック製のクラッチペダルとアクセルらしいピンと張られた一本の紐。その紐を左足で踏み込むと船が勢いよく前に進みだす。

俺「おおお、本当に運転しちゃってるよ」

アクセル操作は車とそこまで変わらないが、ハンドルの感覚が全く違う。真っすぐ進んでいるのかさえ分からないから目の前から他の船がやってきた時には心臓バクバクだった。

チャド「もう少し右、右」

俺「右に回してるっーーの」

チャド「あの辺りは浅いから左に」

俺「あれ、ハンドルが固い……あ、前からデカい船が」

何度も何度もヒヤヒヤしながら、ワクワクが止まらねぇ体験をした。

すれ違う船の運転手は全員カンボジア人。運転を体験しているのは俺たちだけ。なんだろこの優越感。

 

チャド「ビールをご馳走するよ」

水上に浮かぶ売店に船を止めると、チャドが膨らんだビニール袋片手に戻ってきた。船の上で乾杯。はい、完全に飲酒運転ですこれは

内心「これはあとで追加料金が請求されるやつだろうか」と心配だった。

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湖の上で飲むカンボジアビールは少し薄かった。

 

あ、外国人は俺たちか

船の運転を楽しんだ我々はチャドの友人宅へと向かっていた。なんと昼ご飯をご馳走してくれるらしい。内心「これはあとで追加料金が請求されるや(以下略

車を国道に停め、舗装されてない道を徒歩で進んでいく。

砂利道を歩くこと5分、目の前に広がったのはまさに異国だった。

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ここには誰一人として外国人がいない。

いや、俺たちは外国人か。不思議そうな、まるで珍しい動物を見るような目で現地の人に見られながら奥へ奥へと進んでいく。ああ、黒人の人が日本に来ると感じる疎外感ってこんな感じなんだろうな。

 

美味しい料理&ビール。これがカンボジアのおもてなし

チャドの友人宅に無事到着。

階段を上ると子供たちがこんにちは。恥ずかしがり屋なのかすぐ奥へ逃げてしまった。家は木造のワンルームで床がひんやりしていて気持ちよかった。

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村の友人たちも集まってきてパーティースタート。

家主手作り出来立ての美味しい料理と大量のカンボジアビールをご馳走になった。

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  • 骨だらけで食べにくいけどハーブの味付けが絶妙なチキン
  • 正体不明だがめちゃくちゃ美味しい魚&辛味ダレ
  • マンゴーの実をサラダにしたやつ(超辛い)
  • ぱさぱさしてて食べやすい米
  • 大量のビール(料理の味付けが濃いから飲むのが進む)

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家の中にはハンモックがあって、これがまぁーー気持ちいい……

飯食って、ビールを飲んで、ハンモックに横になって、単語しか聞き取れない英語と全く分からないカンボジア語に相槌を打つ。

自由で凄く楽しい時間だ。

 

するとどこからともなく子供たちも集まってきたので、ビール片手に鬼ごっこ的なことをして遊びました。子供たちの屈託のない笑顔が可愛い。こちらも年甲斐もなく笑顔で戯れてしまった。アルコールを飲んだ時に激しい運動をしてはいけない(戒め)

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snowに興味津々の子供達&友達

その結果4年ぶりくらいに記憶が飛ぶレベルでベロンベロンに酔っぱらってしまって、後半記憶がないのだけれど、写真を見る限りみんな笑顔で楽しんでるので迷惑はかけていないみたい。よかった、よかった…

 

お楽しみの夜はノックアウト

意識がはっきりしたときにはすでに日は暮れており、なぜかホテルのベットでケバブを食べていました。(俺が買ってきてと命令してきたらしい)すまぬ、友人よ。

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これが今回の旅行で1番美味しかった。

 

次の日、舞台はついにアンコールワット

なんと予定では5時起きで朝日を見るという無謀なスケジュール。果たしてどうなる!?

つづく。

過去記事もどうぞ

reyu.hatenablog.com