淡々と、かつ着々と。

やるせない26歳が綴るこれは独り言

通勤BGMにビジネス系YouTuberを

ビジネス系YouTuberを聞きながら通勤している。プペって意識が高くなっちゃったわけではない。これまで音楽を聴きながら通勤していたが、好きだった曲が仕事モードBGMに変わり聴くだけで疲れるようになってしまった現状を受け、音楽に変わるちょうどいい通勤音を探してたところビジネス系YouTubeにたどり着いた。

ぶっちゃけ内容の8割は覚えていない。朝から耳だけで知識を吸収ほど冴えてたらこんな生活をしていない。だが聞き流すだけでも全体の2割程度は頭に入ってきちゃったりするので「今の言葉パクろう」とメモしたり、「え、6000万の借金返せる程度は給料もらってたってことだよね」とか噛み付いたりして通勤時間を過ごしている。一度聞けば十分だし、好き嫌いの私情も関わらないので使い切りBGMとして大変有効だ。

 

仕事論を語る彼らは成功者と呼ばれている。話を聞いてると、彼らは成功すべくして成功した成功者だとわかる。レスポンスの速度と密度が異常だし、相手を説得させる話し方、声音、間の取り方をたぶん本能的にやってるし輝かしい学歴や大手キャリアを背景どころか踏み台にしてグングン登って止まることをしらないし、ほんと私と同じ労働に勤しむ日本人とは思えない。そんな彼らが、ちょっと鼻につくとこでもあるが、カリスマ性を漏らしながら極論または理想論で弱者を煽るように語る。このくらいのテンションが朝エンタメにまたちょうどいいのだ。

 

あくまでもエンタメなので彼らに倣うことはせず、というか真似たところで再現性はないので、だけでも爪先一歩くらい成功者に近づきたいので、ビジネス系YouTuberの共通項を探したらすぐ見つかった。

 

溢れ出る自信

 

当たり前のことすぎて書いてて恥ずかしい。ぶっちゃけこれさえ"装えれば"、私もまた成功者として登壇できる可能性がある気がする。

実際に動画で成功者と呼ばれる人が本当に成功してるのかちゃんと調べる人は少ないだろう。仮に調べたとしてもWikiをさらっと読むとか、フォロワー数の多寡を調べるとか、その程度の確認で信用する人が大半だろう。そもそも何をもって"成功"というのか、そこから曖昧なはずなのに。

なら私も自分のおしゃれな公式サイトでもパパっと作って、経歴欄に「テンプル大学BA。その後ハーバードビジネススクールMBAを取得」とか書いちゃって、wikiのページも自分で加筆集せいして、他のビジネスYouTuberの中身を丸パクリして簡略化した台本を読み上げる動画UPすればで成功者の仲間入りできそうな気がしてきた。

私の今後の活躍にどうぞご期待ください

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