淡々と、かつ着々と。

やるせない26歳が綴るこれは独り言

一人きりのクリスマス・イブ

『もういくつ寝るとお正月』

眩い聖夜の景色から間髪入れずに衣替えを果たした街を見て、ふと口ずさむお正月ソング。今年もついにラストスパートを迎え街も人もどこか浮かれている。マスク姿の雑踏を進む足取りもその嬉々とした雰囲気に押されて少し軽くなる。

クリスマスについて書くことは特にない。いつもよりちょっと豪華なご飯を食べて、ちょっとお高いお酒を飲んで、ちょっと遅めに寝て過ごした。「今日はクリスマスだから」という理由付けで特別な日を演出する手技はおひとり様だって使うことはできる。若干の寂しさは心の持ち用でどうにでもなった。「俺は今幸せだ」と言い聞かせるようにアルコールを下した。

 

今年もまた彼女がいない状態で終えてしまう自分に驚愕し、失望し、「来年こそは!」とハンカチを噛みちぎる。これ恒例行事になってきた。いやいや惜しいのはあったんだけどさ、、、

考えてみれば最後に彼女がいたのは大学2年生の冬、それもクリスマス前に別れてしまったからクリスマス💕を経験せずにアラサーを迎えることになる。

自分への驚愕と失望は”焦燥と羞恥”に再翻訳され、それは童貞だったあの頃の自分と重なる。

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過去のクリスマスとかの記事

reyu.hatenablog.com