淡々と、かつ着々と。

やるせない26歳が綴るこれは独り言

自分の攻略

ブログを更新しない日が続いてしまったせいで衰えた筆力で、そもそも筆力なんてものが私にあったか些か疑問ではあるが、とりあえず年度末でキリもいいことだし過去の自分と対話してみたいと思う。手始めに一年前のブログの記事を覗いてみよう。

reyu.hatenablog.com

まず極暖ヒートテックは無事箱から取り出せた。この冬は部屋着として大活躍した。捨てられなかったTシャツたち。これは無事捨てることができた。ブランド物は勿体無いので田舎に済む従兄弟たちに送りつけた。洗濯機を譲ってもらってからコインランドリーに行かなくなったし、ジムに通い始めて洗濯の日は週2に増えた。あとある種の諦めの気持ちを込めてベッドをロフトベッドに買い替えた。生活の変化はぼちぼちあったようだ。

精神面はどうだろうか。一年前に仕事について語った記事があった。

reyu.hatenablog.com

わーお、煮えたぎる鬱憤とその熱量に気圧された。他人事のように記事を読むことができたのでこの一年で無事”冷却”できたということだろう。今日に至るまで数々の諦め、妥協、挫折、失望、、、必要のない苦労とやるせない処世術を繰り返してきたので納得の冷却だが別にネガに染まり切ってしまったわけではない。限界の末に達した「あ〜もうどうにでもなぁ〜れ〜」精神は私を空虚な理想から解放してくれた。なんだかんだでポジティブになったと言えるだろう。

加えて一年前の自分は大人社会や会社組織を攻略しようと意気込んでいた。付け焼き刃の知識で仕事がどうだ、組織がどうだとあーでもないこーでもないと語ることが多かったのもそのせいだ。だが社会なんて巨大な単位を一凡人が攻略などできるわけないし、会社組織を変えるために必要なのは確かでも理屈でもなく立場だ。そんなデカい単位を攻略しようとして下手に挫折するよりまずは「自分を攻略すること」が重要だ。ここでの攻略は就活のでよくやる自己分析を意味しない。自分の機嫌の取り方である。仕事というストレス下における喜怒哀楽のスイッチ。責任を負った時の物事の見方、クライアントへの立ち振る舞い、学校という安全地帯を抜けて1人の人間として活動してきた自分を振り返ると学生の頃には気づかなかった幹があるはずだ。その幹を太くしていくのか、枝を伸ばしていくのか、自分自身と対話を繰り返してながら”理想の自分”に、、、いやこの表現は高く見積もってしまうから使わない方がいい、対話を繰り返しながら”心地よい自分”を目指していくことが今の我々がすべきことだと思う。

なんいせよこうやって自分のことだけで悩める時間はなんて幸せだろう。いずれ様々な事物や事象が人生に介在してくる。遠い未来ではあるが不可避な別れだって待っていることを知っているはずだ。別れの途中に不遇な過程を超えなければならない。そんな時、最後に頼れるのは自分だけ。だからこそ自分の時間を使って自分のことで悩めるうちに「自分の攻略」をしておくことは大切なのだ。

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