【スタサプ】TOEICの勉強を100日間続けて起こった変化【395→700】
塵も積もれば山となる。
そう聞くと、どこまでが塵でどこからが山なのかと砂山理論をぶつけたくなるのだが解釈はさておき、その意味はご存知の通り
「小さな努力の積み重ねが大きな結果を生む」
というものだ。
1日1時間の勉強ってこんなに大変だっけ
私は約3ヶ月前からあるテストに向けて勉強を続けている。
それは学生時代たいした勉強をしなかったせいで人生の路頭を彷徨っている大卒がとりあえず手を出しがちな資格NO.1でおなじみの
TOEICである。(主に使ったのはスタサプEnglish)
設定した目標は1日1時間。
「とりまやってみますか」と緩くペンを握った。
その後握られたペンは離されることなく、2020年7月27日に継続100日目を迎えた。
総学習時間は136時間。
今回は1日1時間を100日続けた(ちょっとズルしたけど)男の変化、成長そして展望を書き綴る。
1.単語からストーリーが予測できる
TOEICの問題で''copy''という単語を目にしたとする。もちろん意味は「コピー(する)」
日常英語ならばそれ以上の意味はない。しかし脳がTOEICに染まりはじめると“copy”を見た瞬間に
「ははぁ〜ん、これは故障か印刷部数が間違ってる系の話がくるな」
と展開されるストーリーが推測できてしまう。
TOEICの世界ではトラブルが頻発する。故障、延期、変更、欠勤、不足……(現実も同じか。
トラブルを何度も経験するとだんだん適応していくサラリーマンのように、沢山のトラブルを解いていくうちに問題に順応していく。
単語の意味の暗記も重要だが、その頻出単語が“どう使われているか”を沢山の問題を通して覚えることが効果的な勉強になった。
(直接的な英語力の向上とは言い難いが笑
2.先読みのリズム
リスニングの成績が格段に伸びた。その理由はリスニングのリズムを身につけたからだと思う。
120分休憩なしの耐久戦。リスニングは前半の60分間、CDのペースに合わせて問題を解かなくてはいけない。
時間の制約が厳しいリスニングは“先読み”が高得点を取る秘訣だと言われているのは有名な話だ。
しかし、むやみやたらに先読みするのは危険だと思う。
「よし先読みするぞー…A conference plannner?conferenceって何だっけ。心配?それはconcernだ。熟語はbe concerned aboutだっけ。えっとプランナーだからプランする人だよな、だからえっーと」
考え始めたら、おしまい。
こうなるとconferenceのモヤモヤが拭えず他の問題に集中できなくなる。
リスニングはある程度フィーリングで進むのが得策だ。conferenceは置いといて「“なんかを”プランする人」程度の解釈で全く問題ない。
100%の理解は必要ない(ハイスコアを狙わないなら)なんか分かる程度で大半の問題が解ける。
ではどの程度が点数が取れる”なんか分かる“なのかというのは、またこれも回数をこなしていくと自ずと理解してくる。そのためにも先読みで単語をしっかり押さえて展開されるであろう話を推測しておく。これだけでだいぶ音の入り方が変わる。
だからこそ安定した先読みをするためにリズムがめちゃくちゃ大切なのだ。
それについて詳しくは『世界一わかりやすいTOEICテストの授業 part1~4リスニング』を参考にしてもらえればと思う。(唐突な宣伝)
3,なんとなく勉強が楽しくなる。
好き嫌いはいい加減だ。できることは得意、できないことは苦手。勉強はその傾向が特に強い。
できないから苦手、苦手だからやりたくない、やらないからできない。負のループとはこのことである。
だが、できないこと、苦手なことをやらざるを得ない時がくる。
嫌々やってみる、少しできるようになる、めんどくさいけどやってみる、なんかできるようになってくる、とりあえずやってみる、雰囲気できるようになる……
その成長にはやはり“慣れ”が大きく関係してると思う。
知識と共にパターンを習得していく。それが学びの本質なんだだと今更気づいた。天才と呼ばれる人たちは一瞬で知識とパターンを自分のものにできる人たちなのだろう。だが平々凡々の人間は地味に慣れの道を進むしかない。重い知識を蓄えながら、数をこなしていくしか成長の道はない。
スコアや英語力はまだまだ自慢できるものではない。点数の変化は微々たるものだが大きく変化したことは苦手だった英語が好きになってきたことだ。つまり
『慣れによって新しい自分になれる。』
なんか締まったから、最後にアフィリエイトっぽく不自然な広告を貼って終わりにする。
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